今回は英語の分詞についてお伝えします。
英語の分詞と呼ばれるモノに、現在分詞と過去分詞
というものがあります。
現在分詞とは~ing形で示されており、
過去分詞は基本的には動詞にedが付くか、
動詞によっては特別な変化(speak⇒spoken)があります。
英語の分詞の捉え方はとても簡単です。
現在分詞は~ing形で現在進行形、動名詞等色々な解釈はありますが、
ing形はいつでも「今まさにその動作を行っている」
という認識を持って下さい。
またing形が過去で使われている時にはその時まさに
その動作をおこなっているという認識です。
I’m playing tennis.
今まさにテニスをしている状態です。The train was stopping.
正に電車が止まろうとしていた(完全に制止していない)状態です。She is selfish.
この場合は人格自体が自己中という事です。She is being selfish.
この場合は今まさに自己中になっている
状態です(普段は自己中ではない)。
また過去分詞ですが、~されたあるいは~したという
動作が完了した状態を常にイメージして下さい。
I have lived in Tokyo for 3years.
これは住んでいたという完了した状態を現在持っているという事です。I was punched by her.
これはパンチされたという状態だったという事です。
いつでも文脈で~されたあるいは~した動作の完了という意識で
捉えて下さい。そうすれば現在完了や受動態という区別がいらなくなります。
過去分詞とbeが付くと受動態と呼ばれますが、
単純に~された状態(be)という事を説明している(説明パターン)だけです。
また現在完了というものはhave+過去分詞で~したという
完了した状態を持っている(have)という事です。
またこれらの分詞は途中で何かを説明する時にもぺたっと
貼り付けられる便利な言葉です。
I know him running over there.
himにrunningをぺたっと貼り付けて彼が正に走っている
という事を説明しています。I bought a book written by him.
a bookにwrittenをぺたっと貼り付けて本が書かれている
という事を説明しています。
英語の分詞には2種類あり、それぞれの感じ方をシンプルに
捉える方法です。是非覚えておいて下さい。