今回は、スキマ時間の英語学習法についてお伝えします。
英語学習をする上でしっかり計画を立てて
その時間を確保して取り組む事はとても大切です。
しかし、中々時間が取れない現実もあると思います。
そこでスキマ時間を大いに利用して、
そこに英語学習をはめ込む方法をお伝えします。
やみくもにスキマ時間を利用しようとしても、
確実に計画倒れになりますので、
少し時間をかけてでも以下の要領で5ステップ
に分けて紙に書き出し、取り組んでみて下さい。
【ステップ1:1日の行動キーワードを挙げる】
まず、スキマ時間を見つける為に1日の行動キーワード
を洗いざらい挙げてみて下さい。EX:仕事する、家事をする、通勤する、食事する、寝る・・・
大切な事は1日の行動しているキーワードです。
【ステップ2:行動キーワードから連想スキマ時間を挙げる】
行動しているキーワードを洗いざらい挙げたら
次にその行動キーワードの中で連想されるスキマ時間
と成りうる可能性のある候補を考えてみて下さい。EX:
仕事する⇒お昼休み、取引先までの移動時間・・・
家事をする⇒料理を煮込んでいる時間、お皿を洗っている時間・・・
通勤する⇒駅までの徒歩(自転車)時間、電車の待ち時間・・・
食事する⇒料理が来るまでの時間、食事中の時間・・・
寝る⇒布団に入ってから寝るまでの時間、歯を磨く時間・・・
【ステップ3:スキマ時間で使える器官を考える】
次に挙げたスキマ時間で使えるご自身の器官、
つまり目、口、耳、手のどの器官を使えるのか考えて下さい。EX:
お昼休み⇒目、口、耳、手
取引先までの移動時間⇒目、耳
料理を煮込んでいる時間⇒目、耳、手、口
お皿を洗っている時間⇒目、耳、口
駅までの徒歩時間⇒目、耳、口
料理が来るまでの時間⇒目、耳、手
食事中の時間⇒目、耳
布団に入ってから寝るまでの時間⇒目、耳、口
歯を磨く時間⇒目、耳
【ステップ4:器官ごとにできる英語学習を考える】
現在お持ちの英語学習ツールを見て、
それぞれの器官でできる事を書き出して下さい。目:〇〇のリーディング、○○の洋書・・・
耳:〇〇のリスニング・・・
口:〇〇の音読、〇〇の発音練習・・・
手:○○の英作文作成、英語日記・・・あるいは器官ごとの組み合わせも考えてみます。
<口・耳>:シャドーイング(音読)
<口・目>:通常の音読
<口・手>:自分で英語を話しながらそれを同時に書き出す
<目・耳>:リスニングしながら英文を目で追う
<目・手>:英文を書き写し
<耳・手>:ディクテーション(聞こえた英文を書き写す)
<目・耳・口>:目で英文を見、それを同時に耳で聞き、口に出す
【ステップ5:スキマ時間に当てはめる】
最後のステップです。
ステップ4で挙げたそれぞれの器官ごとにできる英語学習を
ステップ3で挙げたスキマ時間に当てはめて下さい。例えば、お皿を洗っている時間は目、耳、口という
器官が使える事が分かっているので、目、耳、口が使える
英語学習を実践するという事です。目・耳・口が使えるなら、目だけで行う英語学習、
例えば英文を読む、耳だけで行う英語学習例えばリスニング、口だけで行う英語学習例えば思った事を英語で話す、
あるいは目・耳・口を同時に使って行う英語学習、例えばリスニングしながら英文を同時に見て、
口に出すという事です。
以上がスキマ時間の英語学習法 5ステップですが、
目・口・耳・手という器官をフルに使える英語学習時間を
確保する事が1番ベストではあります。
しかし中々時間確保が厳しい場合は、ちょっとした
スキマ時間を有効活用する為に、
面倒でも最初に上記の5ステップを踏まえて
スキマ時間に英語学習をはめ込んでみて下さい。