今回はWhileとduringの違いとasの意味についてお伝えします。
まずwhileからです。
whileの捉え方は簡単に言えば、あなたの前にテレビ画面
が2台あると思って下さい。
その内の1台にはwhile内の物語が映し出され、
もう1台のテレビにはもう1つの文章(物語)、
が映し出されています。
例えば、
While I was hanging out at the mall, I ran into Ken.
という文章があれば、あなたは目の前にある2台のテレビの1台で
I was hanging out at the mall,という物語を見ていて、もう1台のテレビでI ran into Ken.という物語を見ているイメージです。
一方でduringとの違いを比較されますが、それは単純に物語には
主人公(主語)と動作(動詞)が必要ですが、
物語を語る時にはwhileを使い、
そうでない場合はduringを使うだけです。
I was staying in London during the summer vacation.
during以下には物語も何もありません。単純にthe summer vacationという名詞しかありません。
ここで1点注意が必要なのが、省略形が来た時です。
我々も日本語を省略して話す事があるように、
英語も省略できる時は省略して省エネをするケースがあります。
その1つのルールがwhile内の物語の主人公ともう1つの文章の
主人公が同じ場合にはwhile内の主人公やbe動詞は
省略できるケースがあります。
これは何もwhileだけが特別ではなく、様々なシーンで使われる
省エネ法なので頭の隅に入れておいて下さい。
よって先ほどの例文も主人公が同じなので省略できます。
While hanging out at the mall, I ran into Ken.
ただし、我々はネイティブではないので、
自分で伝える時にはあえて省略せずに伝えた方が混同しないので、
省略しなくても全く問題ありません。
そしてasの意味についてです。
asについては以前に以下の記事の比較のところで少し触れました。
asは今説明したwhileとは逆にそれが文章でも単語であっても
テレビ1台で同時に物語が重ねられて見ているイメージです。
コアの意味としては「同時に重ねる」です。
これは良く使われる比較でも同じ捉え方です。
例えば、
I am as tall as Ken.
だったらI am as tallと来てまず自分と背が
高いという事を同時に重ねています。1台のテレビでこの2つを同時に見ています。
そしてこれだけだとだから何?と言われるのがおちなので、
as Ken.という物語(事実)をもう1つ同時に重ねています。
これも含めて1台のテレビで見ている状態です。
そこから同じぐらいの背の高さという重なった
イメージが出来上がります。
例えば、
My parents gave me a 6pm curfew(門限) as a punishment.であれば、My parents gave me a 6pm curfewという物語に
as a punishmentという事実が同時に重ねられたイメージです。
だからasに日本語訳をあえて当てはめることはありません。
単純にas以下の内容が同時に重なったととらえるだけで
とても楽に対応できます。
以上whileとduringの違い、そしてasの意味(理解の仕方)でした。
明確に用法が違うので分かりやすいと思います。