英英辞書は必要か?

本日は英英辞書についてお伝えします。

英語の辞書には主に2つの種類がありますね。
英和辞書と英英辞書です。

この2つは本質的に違います。

英和辞書は英語を日本語で説明している、
英英辞書は英語を英語で説明しています。

英英辞書はネイティブが使う辞書でもあります。
我々が使う国語辞典のようなイメージですね。

機能的な違いではアプリタイプや電子辞書タイプ、
紙タイプの辞書という
種類もあります。

英和辞書は多くの英語学習者が使用していると思います。

それでは英和辞書ではなくわざわざ英英辞書を
使う必要ってあるのでしょうか?

結論から言えば、英和辞書も英英辞書も両方
使った方がベターです。

もう少し具体的に言えば、英英辞書に慣れない内は
英和辞書も併用しながら使って行き、

いずれ慣れて来たら英英辞書へ完全移行
していくという事です。

私が初めて英英辞書を使った時は、見た事も無い、
海外留学するまで存在すら知らなかった辞書
だったので
カナダで手にした当時は本当に
大変だった記憶があります。

それでも使い続けていたら、慣れて来ましたが
どうしても慣れない人は英和辞書の併用も勧めています。

ただし、英和辞書を使用する場合は注意が必要なのです。

英和辞書を使う目的は当たり前ですが、
不明な英単語があり、それを日本語訳で理解する。

これに尽きます(例文を調べる事もあるとは思いますが)。

そして多くの人達はこれで終わります。
不明だった英単語が日本語で理解できて
とてもスッキリした感覚だけが残って終わります。

これだといつまで経っても、頭の中で英単語レベル
でも日本語訳をする
癖が抜けません。

不明な英単語の意味が分かったら、それを何度も繰り返して
イメージへ昇華させて行く必要があります。

昇華させるとは要するに英単語を見て、日本語訳を
介さない状態にする必要があるという事です。


そうしないとインプットシーンで使われる
英語はまだ良いですが、アウトプットシーンで使う英語は
昇華させてないと使えないからです。

昇華させるには当然ですが何回にも渡る復習作業が必要になります。

ですから、英和辞書は一見直ぐに意味が分かって楽なのですが、
使える英単語にするまでにはやはり復習作業などが伴う為
英英辞書を使う事と同様に手間はかかります。

一方、慣れないと不明な英単語を見てもイマイチ
スッキリしない英英辞書ですが、

最大の利点は英語を英語で理解する力が身に付く事です。

また、英和辞書の日本語訳だけの理解では、
実践の場での使い方がイマイチ分からなくなるような
ケースを英英辞書なら防げるからです。

日本語訳だけの理解は恐らくテストの穴埋め問題など
では役立つかもしれませんが、実践では厳しいのが現実です。

ですから前述したように英和辞書を使用するなら、
そこで分かった英単語の意味を日本語訳から昇華させる
必要があります。

仮に英和辞書を使用してその英単語の意味が
理解できたとしても、英英辞書でその意味も確認
して欲しいのが本音です。

また良く言われる事の1つとして、英和辞書には本当に
英語そのものの意味は書かれていないと言われます。

それは英語という違う言語を日本語という違う言語に
落とし込むには限界があるからです。

更に言うと、かえって英和辞書の日本語訳の方が何だか
良く分からない場合もあります。

例えば、be concerned aboutという熟語があります。

これを英和辞書では日本語で「~を懸念する」
なんて訳されている場合があります。

「~を懸念する」って何か難しくないですか?

一方これを英英辞書で調べると

be concerned about means be worried about.

と書かれています。

ようするにbe worried aboutです。

とても簡単です。

とてもシンプルでかつbe worried aboutのような
話すシーンや書くシーンでも使える事が分かります。

日本語訳で「~を懸念する」なんて覚えていたら、
懸念する場面って・・・と考え込んでしまいます。

懸念するなんて仰々しい訳をされるとその英単語(熟語)
自体も何か難しい印象を得ると言いますか・・・

ですから、インプットシーンでも
be concerned aboutを見たり、聞いたりしたら
be worried aboutと思うだけです。

アウトプットシーンでもbe worried about的な事を言いたい
、書きたいならbe concerned aboutを使うだけです。

ここに全く日本語訳を介する余地はありません。

また例えばchildという言葉があります。
これは英和辞書では子供という訳が出てきますよね。

そして英英辞書では

a young person who is not yet an adult.とあり、

「まだ大人になっていない若い人間」

と書かれています。

日本語では猫の子供や犬の子供なんて動物でも
子供が同様に使われますよね。

しかし英語ではchildは人と限定しています。
ちなみに英語で犬の子供はa puppyとかa young dogです。

このように英和辞書では本来の英語の意味を違った
ニュアンスで覚えてしまうケースも多々あります。

いずれにしても、英英辞書は使って欲しいので、
まずは慣れる意味でも、自分が絶対に分かり、
既に脳の中で日本語訳しなくても良い英単語を挙げてみて下さい。

あるいはとても簡単な英単語でも結構です(appleやphoneなど)。

そのような英単語を列挙して暇な時に
英英辞書
で調べてみて下さい。

もちろん絶対に英英辞書じゃなきゃダメ、英英辞書は
絶対に必要だとは言いません。

英英辞書が無ければ英語も英会話もマスター
できない
訳でもありません。

ただいずれあなたの英語力を上げる意味でも
英英辞書を使用する事も視野に入れて欲しいと思っています。

英和辞書を併用しながら少しずつ英英辞書に慣れて行く、
このパターンで
是非英英辞書を使用する事を目指して下さい。

結構連想ゲームみたいで面白いですよ!

 

 

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