今回は英文法に出てくる関係代名詞についてお伝えします。
いつものように数式のように覚えるのではなく、
今回もなぜ関係代名詞を使うのか?という目的をしっかり理解しましょう。
関係代名詞を使う目的は人や物・動物などを文章で
説明・修飾したい時に使います。それによって文を途切らせる事なく追加情報を
相手に与える事が可能になります。
関係代名詞が人に対する追加情報を伝えたい時はwhoを使います。
それがものや動物などの場合はwhichを使います。
色々詰めすぎると混乱するのでここまで3回に分けて
お伝えしてきましたが、今回はwhoseに絞ってお伝えします。
第1回目の記事はこちら
関係代名詞の使い方その1
第2回目の記事はこちら
関係代名詞の使い方その2
第3回目の記事はこちら
関係代名詞の使い方その3
whoseはこれまでの主語・目的語を修飾するのではなく、
「whose +名詞」で所有する人・モノ・動物全てに
対応する関係代名詞です。
基本的には以前に説明したwhoやwhichと使い方は同じです。
例えば、
I know the girl.
という文章があるとします。この時あなたは
the girlについて色々な追加情報を持っているとします。
例えば、
The girl’s father(Her father) is a teacher.
という追加情報です。
これをひとまとめに、
I know the girl whose father is a teacher.
とwhoseという関係代名詞を使ってThe girl’s father
の追加情報を途切れる事なく説明できるのです。
(Her fatherの方が本来はピンと来ますがあえて分かりやすく
するためにThe girl’s fatherとしています)
またモノであれば、
She lives in a house.
The house’s walls are painted pink.
She lives in a house whose walls are painted pink.
whoseは所有を表すので省略はできません。
whoseの場合も当たり前ですが、左から右へそのまま
感じ取りましょう。
I know the girl whose father is a teacher.
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
私は知ってます、その女の子「女の子のお父さん」は医者である。
She lives in a house whose walls are painted pink.
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
彼女は住んでいます家に「家の壁」は塗られているピンクに。
のように左から右に(英会話なら前から順番に)そのまま
解釈していくだけで混同はなくなります。
ここまでの関係代名詞を少しまとめておきますと・・・
主語を彩るwhoやwhich、thatは直ぐ後に
動詞が来て省略もできません。目的語を彩るwho(whom)やwhich、
thatは直ぐ後に文(主語と動詞)が来て省略できます。所有を彩るwhoseは直ぐ後に名詞が来て省略はできません。
以上、今回は関係代名詞についてお伝えしましたが、
いつも通りその目的を考え、その目的に沿って音読して
「感じる」事で初めてテストではなく活きた使える
英文法に昇華していきます。
実践していきましょう!