副詞のlyが消える?

今回は副詞の末尾に付くlyが消えるケースについてお伝えします。

以前にこちらの記事で消えるパターン
をお伝えしていますので参考にして下さい。

英語の主語が消える?

ifが消える英文とは?

be動詞が消える英文とは?

to不定詞が消える英文とは?

毎回お伝えしますが、英文法を理解している人が良く嘆く
傾向として
省略されている事を知らずに・・・

「何でこんな言い回しになるの?」
「自分のリスニング力がダメだ・・・」

と悲観してしまうケースがあります。

良く指導していた時に何度もご相談を受けた案件です(笑)。

しかし実際に消えていたり省略されているから、聞き取りようがないの
ですが、省略されている事を知らないので、
自分のリスニング力を疑ったりします。

「どうしても聞き取れない・・・」当たり前です。

今回は「副詞のly」が消えるパターンをお伝えします。

まず副詞って何だか覚えていますか?

そうです。副詞というのは動詞や形容詞、副詞自身
の表現をより豊かにしてくれる言葉です。

つまり、名詞以外の言葉に彩りを与える役目です。

この副詞があるおかげで、表現力は豊かになりますが、
逆にこの言葉は文章のどこにでも入り込めるので
意味を理解するにはやっかいな存在でもあります。

だからこそ、前から順番に意味を感じて行かないと
副詞なんかが出て来て頭が混乱する事にもなりますね。

まぁ、副詞の事を伝えたい訳ではないのでここでは
割愛しますが、副詞で一番見分けられる言葉が
末尾にlyが付いているモノです。

例えば、

quickly、honestly、slowly、loudly・・・

などなどです。

末尾にlyが付けばほぼ確実に副詞です。

しかし・・・

その副詞のlyが消えてしまうケースがあるのです。

例えば、

They did act strange.
(didはactを強調したいので)

この場合は本来、strangelyでないとおかしいのです。
最後のstrangeは形容詞だからです。

形容詞は名詞しか修飾できません。

しかしstrangeに強調アクセントが来るとその後に
本来あるべきlyが落ちてしまうケースが
あります。

これは他の形容詞にlyがくっついてできる副詞でも同様です。
実際に形容詞と副詞が同じ形の場合もあります。

例えばquickなんかは形容詞でもあるし、
副詞でも
あります。

quick(形容詞と副詞)とquicklyは同じ意味で副詞です。
その場合はほぼlyの無い形が使われます。

つまり、quickもquicklyも同じ副詞ですが、
quickの方が好まれるという事です。

例えば、

You should do your task quick.
You should do your task quickly.

どちらも全く同じ意味ですが、quickの方が使われます。

それ以外にも、

You have to speak very loud and slow、OK?

のようにloudやslowにわざわざlyを付けません。
もちろん別にlyを付けたって問題はありません。

しかしlyが消えるパターンとしてはなるべく
早く文章を完結したい、早く意志を伝えたい,
その箇所を強調したいというケースで良く起こります。

あるいは歌の歌詞で韻を踏みたいとき、
言葉の滑らかさを優先したいときなども同様です。

有名なエルビスプレスリーのLove me tender
なんてそうです。

Love me tender
Love me true・・・

これは本来tenderlyやtrulyです。
しかし、歌の流れからlyを外しているケースです。

ついでに歌と言えば、これは消えるパターンでは
ありませんが、本来あるべき形すら変わる事もあります。

サイモン&ガーファンクルの有名な歌で、
Bridge Over Troubled Waterの歌詞ですね。

さびの盛り上がる所で、

Like a bridge over troubled water I will lay me down.

とあります。

このどこがおかしいでしょうか?
分かる方は結構、文の構造理解レベルが高い人です。

ここではI will lay me down.のmeです。
本来はmyselfとならなければいけません。
(細かい事を言えば色々ありますが、理由は単純に同じ文章に
主人公が2度出て来るから後の方はself
を付けると思ってください)

myselfとならなければいけない所で音の重要性を
重視してmeとしているわけです。

そしてmeとされても別に全然理解できます。

話し手の理由で致命的な間違いでない限りはある
程度柔軟なルールも
あるのがこの英会話の消えるパターンです。

あまり気構える事なく、捉え、発信するようにして下さい。

そして、英文を聞き取った時には
何か習って来た事とつじつまが合わない・・・
聞き取り漏れかも知れない・・・

そんな時はこの消えるパターンシリーズを
見返すようにして下さい!

 

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