本日は命令文に見えない英会話と題してお届けします。
日本語でも良く見られますが、命令文ってありますね。
「食べなさい!」
「運動しなさい!」
「勉強しなさい!」
もっとフランクな言い方だと、「食べろ!」「運動しろ!」「勉強しろ!」ですね。
この命令文ですが、英語だとどのように表現するかは分かりますね?
単純に動詞だけか、「動詞+動詞のパワーを及ぼす言葉」です。
例えば、上の例で言えば、
「Eat it!」もしくは「Eat!」
「Do exercise!」
「Study!」
などですね。
しかし、英会話では相手の理解を高める為に「you」が挿入されるケースが多々あります。
例えば、
<Now you go home.>
これは、一見すると「今、あなたは家に帰る」という状況を説明しているだけに感じます。
しかし、この文章は本来・・・
Now go home.
です。
youが挿入される事によって相手に命令文の強調をしているわけです。
これは否定する命令文でも見られる現象です。
例えば、タイタニックというメガヒットを記録した映画でもこの台詞が使われています。
<Don’t you say your good-byes.>
これを普通に見たら、疑問文でなければおかしいですね。「さよならは言わないの?」という疑問文です。
しかしこれは、「さよならは言わないで」という否定の命令文です。
だったら通常、
Don’t say your good-byes.
になるのですが、
ここでも相手に命令している強調を伝えたい為に、
Don’t you say your good-byes.
と伝えています。
会話のやり取りを感じていれば、問題なく理解できると思いますが、是非頭の片隅に入れておいて下さい!